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事業分野と業績推移

2011年6月30日


ビューティ花壇グループの事業分野と直近の業績推移についてご説明します。

■業績概況
当連結会計年度(平成22年7月1日から平成23年6月30日まで)におけるわが国の経済は、円高の進 行、雇用情勢の悪化を背景とした景気の先行き不透明感から、依然として厳しい状況で推移しておりま す。また、平成23年3月に発生した東日本大震災による経済活動への影響も懸念されております。 当社の事業を取り巻く環境として葬儀業界は、厚生労働省「平成22年 人口動態統計月報年計(概数) の概況」によると、年間死亡者数は1,197,066人と推計され、前年同様、高齢化社会を背景に増加傾向 にあります。また経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、葬儀業の平成22年の売上 高は前年同期比2.3%増の498,839百万円、取扱件数は前年同期比5.2%増の343,583件と市場はやや微増 の傾向にあります。また、1件あたりの葬儀単価は、故人や遺族の高齢化による近所付き合いや社会的 つながりの希薄化による会葬者の減少や、ご家族・ご親族・近しい人だけで故人とのお別れを偲びたい というニーズの高まりによる葬儀の小型化によって下落の傾向が見られます。 当社は、このような状況の中、全社基本方針として新規顧客の積極的な開拓と既存顧客内での当社へ の発注シェアアップによる売上拡大、徹底的な経費削減を推進してまいりました。この結果、当連結会 計年度の業績は、売上高4,122百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益183百万円(前年同期比9.8% 減)、経常利益181百万円(前年同期比13.3%減)、また特別利益として本社移転に伴う移転補償金40 百万円を計上した結果、当期純利益は125百万円(前年同期比31.5%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度末よりセグメント区分を変更 しており、生花祭壇事業、生花卸売事業、ブライダル装花事業の3つの区分で掲記しております。

■収益の構成 連結売上高 4,122百万円
ビューティ花壇グループの収益区分は大きく3つに分かれます。
2011年6月期の連結売上高を100%とすると、売上高構成比率は円グラフのとおりです。

■生花祭壇事業
生花祭壇事業 売上高・売上比率 主に葬儀関連会社に対し、葬儀におけ る主要商品である生花祭壇 や 供花等の企画提案・制作から設営までを含めて提供しています。「感動していただける花飾り」を念 頭に"安心と信頼"をモットーとし、技術に心をこめて商品のご提案をしております。
生花祭壇 供花
生花祭壇 供花

(1)生花祭壇設営
30年以上の伝統の中で培った技術力を駆使して、生前故人の好まれた生花を使用した花飾り、故人の人柄を偲ばせるデザインなど、喪家様のご要望に応じた花飾りの提案に努めています。また当社流通統括課の豊富な仕入ネットワークを活かし、高品質かつ適正な価格で生花祭壇を提案できるシステムを確立しています。

(2)イベント装花
生花祭壇の企画提案・制作から培われた高い技術力と、企画力を活かし、イベント会場の装花、制作を手掛けています。お別れ会やお祭りなどでの生花装飾を行い、施主様からは高い評価をいただいております。
南陽の菊祭り
海遊館・竜宮城
南陽の菊祭り 海遊館・竜宮城

(3)社葬・大型葬などの生花祭壇企画制作・設営
社葬・大型葬のご要望に応じて、生花祭壇企画・デザインのお打ち合わせ、生花の調達、現地にて指導するプランなどを設けております。また、デザインイメージを独自のコンピュータグラフィックにて作成し、全体の雰囲気をご理解いただけるサービスもご用意しております。インターネットサイト「生花祭壇.com」で当社が手掛けた祭壇をご覧いただけます。
CG画像
実際の生花祭壇
CG画像   実際の生花祭壇

業績概要
生花祭壇事業の売上高は、3,167百万円(前年同期比3.5%増)となりました。当事業の顧客が属す る葬儀業界におきましては、景気動向の直接的影響は受けにくいとされる分野で、経済産業省「特定 サービス産業動態統計速報」(サンプル調査)によると、葬儀業の平成22年7月から平成23年6月の 売上高は511,089百万円(前年同期比4.0%増)、取扱件数は355,511件(前年同期比7.0%増)と金額 ベース及び件数ベースで増加傾向にありました。当社の当連結会計年度における国内の生花祭壇の受 注件数は前年より819件増加して18,026件(前年同期比4.8%増)となりました。生花祭壇事業は、売 上の拡大を目指して新規顧客の獲得、既存顧客の掘り起こしに取り組んでまいりましたが、営業利益 は446百万円(前年同期比8.1%減)となりました。

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■生花卸売事業
生花卸売事業 売上高・売上比率 国内外の生産者・卸売市場・仲卸業者などのあらゆるサプライサイドから、顧客ニーズに合った商品をタイムリーに仕入れ、主に生花店や葬儀関連会社へ生花の販売をおこなっています。日々変化する、マーケットニーズに対応すべく、お客様により質の高い情報と商品をいち早くお届けする最適なシステムを追求するとともに、さらなる安定供給を目指しています。
生産者 卸売市場
生産者 卸売市場

(1)ビューティロジスティクシステム
従来の生花の流通は、エンドユーザーに届くまで、中間業者、卸売市場、仲卸・小売業者という多くの段階を経ていました。この流通システムをエンドユーザーの視点から見直し、仕入れ先にこだわらずサプライヤー(売り手)とユーザー(買い手)を直結する「ビューティロジスティックシステム」を構築しています。

(2)仕入れ支援サービス
品質・価格のバランスがとれた「使いやすい花」を知る仕入れのプロが、品質・価格のバランスを見極め、お客様のご要望に最も近い商品をご用意します。またお客様のPCから当社のサーバーを通じて全国の当社取引先市場のWEB画面にアクセスしていただけるサービスを行っています。 生花卸売事業

(3)市場出荷前取引
生産者とのお話し合いの中で、適正な販売価格を決定、その価格で販売いたします。生産者自らも価格設定に参加いただくことにより、マーケットでの価格下落等による生産者の「コスト割れ」のリスクを軽減できます。また、原則として産地直送のため花の鮮度が違います。

(4)生花インターネット販売サービス
法人向けを中心に胡蝶蘭、花束、供花・祝スタンドや観葉植物のインターネット販売を行っています。大切なお得意様の上場祝い、移転祝い、開店祝いなどの贈り物、またオフィスのエントランス、応接室の演出など、様々なシーンでのビジネスツールとしてご利用いただいております。  

業績概要
生花卸売事業の売上高は、729百万円(前年同期比4.2%減)となりました。当事業の主要製品である 菊花が例年より安価で推移したこと、お彼岸による需要が東日本大震災の影響により大きく減少したこ と、また、消費者の生活防衛意識が急速に高まり、嗜好品である生花の購入を控える傾向が続いている ためであります。東京都中央卸売市場「市場統計情報」(平成23年6月)によると、平成22年7月から 平成23年6月の切花累計の数量は933百万本(前年同期比5.2%減)、金額では55,876百万円(前年同期 比5.6%減)と減少傾向となっております。一方で、高付加価値商材の販売が順調に推移したことによ り、営業利益は、167百万円(前年同期比2.6%増)となりました。

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■ブライダル装花事業
その他事業(ブライダル装花) 売上高・売上比率 生花事業の豊富な経験を生かし、食卓の一輪の花から企業様向けのギフトフラワーまでフレッシュな花と緑をご提供している生花小売業と、ブライダルにおけるブーケや会場装飾、イベントでの生花ディスプレイなどを子会社のクラウンガーデネックスを通じ展開しています。
ブライダル装花&ブーケ ブライダル装花
ブライダル装花&ブーケ

業績概要
ブライダル装花事業の売上高は225百万円(前年同期比24.4%増)となりました。結婚式場業は少子 化と景気悪化の影響を受けており、経済産業省「特定サービス産業動態統計速報」(サンプル調査)に よると、平成22年6月から平成23年5月の結婚式場業の売上高は173,052百万円(前年同期比6.2% 減)、取扱件数は58,592件(前年同期比6.8%減)と減少傾向にあります。当事業を請け負う連結子会 社の株式会社クラウンガーデネックスにおいて、新規顧客の獲得や既存顧客における弊社への発注比率 アップ等の積極的な営業及び前連結会計年度に開始した東京での事業が順調に推移した結果、売上高、 売上総利益ともに改善し、営業利益は4百万円(前年同期は2百万円の損失)となりました。 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ56 百万円増加し、515百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりで あります。

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■連結業績推移
各事業の収益を合算した全社の業績推移のグラフはこちらをご覧ください。

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株式会社 ビューティ花壇